行動調査

息子の生活態度に不安を抱えた母親のケース
【依頼内容】
依頼者は50代の主婦Eさん。高校3年生の息子Fくんの生活態度に悩み、当探偵事務所にご相談いただきました。最近、Fくんが家に帰る時間が遅くなり、部屋にこもりがちになったことや、進学についての話し合いを避けるようになったことがきっかけで、Eさんは息子の行動に不安を抱くようになりました。また、友人関係についても「悪い影響を受けているのではないか」と心配されていました。
「息子を疑いたくはないけれど、真実を知りたい」というEさんの切実な願いを受け、行動調査を開始することになりました。
【調査の計画と実施】
EさんからFくんの普段の生活リズムや外出時間について詳しくヒアリングを行い、調査日程を設定しました。特に放課後や休日の行動を重点的に調査することとし、学校からの帰宅途中や、友人と集まる時間帯に注意を払いました。
1回目の調査
平日の放課後、Fくんは学校を出た後、駅前で数人の友人と合流。その後、繁華街に移動してカフェで時間を過ごしました。特に問題のある行動は確認されませんでしたが、その後深夜までカラオケ店に滞在している様子が確認されました。
2回目の調査
週末の調査では、Fくんが朝から外出。友人と集合した後、繁華街のゲームセンターで過ごし、その後公園でたむろする様子が見られました。調査中、グループの中に年上と思われる男性が含まれており、この人物がFくんや友人たちに強い影響を与えている可能性があると判断しました。その男性が複数回現れることが確認されたため、彼の身元についても追加調査を実施しました。
3回目の調査
追加調査では、Fくんが放課後にその年上の男性と個人的に会い、深夜まで行動を共にしている様子が確認されました。調査を進めた結果、この男性が過去に問題行動歴がある人物であることが判明。Fくんが悪影響を受ける可能性が懸念されるため、詳細な行動記録と共に、相手の素性をEさんに報告しました。
【調査結果】
調査の結果、Fくんが学校の友人とは問題のない時間を過ごしている一方で、一部の年上の人物と深い関係を持ち、不適切な環境に身を置いている可能性が浮上しました。この人物の行動や背景も含めて調査を行い、具体的な証拠や状況を依頼者に提供しました。
【依頼者のその後】
報告を受け取ったEさんは、すぐにFくんと話し合いの場を設けました。当初は反発したFくんも、具体的な事実を伝えられることで次第に状況を認め、Eさんの説得を受け入れる形で、悪影響を及ぼす人物との関係を断つ決断をしました。その後、家族のサポートのもとで進路に向けた勉強に取り組むようになり、親子の関係も改善されました。
【当探偵事務所の取り組み】
本事例のように、行動調査は「依頼者様が大切な人を守るための手段」として利用されることが多くあります。当事務所では、個人のプライバシーを厳守しつつ、正確かつ客観的な情報を提供することをお約束しています。ご家族や身近な方の行動に不安を感じた際には、ぜひお気軽にご相談ください。適切な対応を通じて、依頼者様の不安解消と安心の実現をサポートいたします。