夫の出張の真実

依頼者：30代女性・主婦

対象者：40代男性・会社員（依頼者の夫）

背景

依頼者の女性は、ここ数ヶ月の夫の行動に不信感を抱いていました。夫は頻繁に「出張」と称して家を空けるようになり、スマートフォンを常に肌身離さず持ち歩き、ロックをかけるようになったとのこと。また、家での態度もどこかそっけなくなり、以前は週末に家族で過ごす時間を大切にしていたのに、それを避けるようになっていました。

夫が「次の出張は2泊3日で大阪に行く」と話したことを機に、依頼者は探偵事務所に相談し、調査を依頼しました。

調査初日

調査は、対象者が「出張に出発する」とされる日から始まりました。対象者は朝9時ごろスーツケースを持って自宅を出発。探偵チームが尾行を開始しました。対象者はタクシーを利用し、新幹線の駅に向かったように見えましたが、駅構内には入らず、近くのカフェで待機。その後、現れた20代後半と思われる女性と合流しました。

女性と対象者は、近隣のホテルにチェックイン。探偵はホテルの出入りを確認し、写真や映像で証拠を記録。その日はそのままホテルに滞在している様子でした。

調査2日目

翌日、対象者と女性は昼頃にホテルを出発。2人は手をつないで観光地を巡り、仲睦まじい様子で写真を撮り合う姿が確認されました。その日の夜、再び別のホテルにチェックインする姿が確認されました。

また、調査中に女性の素性を調べたところ、彼女は対象者の職場の同僚であることが判明。2人は業務中も頻繁にメールやメッセージを交換していたことが依頼者の提供した情報から推測されました。

調査最終日

対象者は「出張から帰宅する予定日」に合わせて調査を継続。女性と別れた対象者は新幹線の駅構内に入る姿が確認されました。その後、新幹線に乗車し、依頼者の住む地域の駅で降りて帰宅しました。

調査結果報告

探偵事務所は、対象者と女性が密会していた証拠写真、ホテルの出入り記録、観光地での行動記録をまとめ、依頼者に報告しました。この証拠により、夫の「出張」が実際には浮気相手との旅行であったことが明確になりました。

依頼者はこの報告をもとに夫と話し合いをすることを決意。最終的には弁護士を交えての協議を進める形となり、離婚を視野に入れた対応を検討することになりました。