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本当に10年間、誰も気づかなかったのか⁉-馴れきった職場環境に喝!

こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。

今回は、「財務部の担当者が10年以上にわたって会社の資金を横領していた」という、小野市内の中堅企業からのご依頼による調査の実例をご紹介します。


■ ご依頼の背景|「税理士から、おかしな数字を指摘された」

ご依頼いただいたのは、

小野市内で産業機械の製造・販売を行う中堅企業の代表取締役(60代男性)でした。

発覚のきっかけは、

顧問税理士からの一本の電話でした。

「社長、少し気になる数字があって。一度詳しく見せていただけますか」

税理士が指摘したのは、

  • 毎月一定額が「雑費」として計上されているが、その内訳が不明確
  • 数年分の帳簿を並べると、同じパターンで少額が引き出されている
  • 総額にすると、決して少なくない金額になる

「最初は経理ミスだと思った。でも、10年分の帳簿を並べると、同じパターンが続いていた」

財務を一手に担ってきたのは、

入社20年目の50代女性社員でした。

  • 20代で入社し、経理・財務を長年担当
  • 社長からの信頼が最も厚い社員の一人
  • 几帳面で正確な仕事ぶりで知られていた
  • 「経理のことは全部○○さんに任せている」という状態だった

「あの人に限って、そんなことはない。でも、確認しなければ」

当社へご依頼いただきました。


■ 調査の方針|「帳簿の不自然な点と、担当者の生活実態を確認する」

今回の調査では、

  • 財務記録・帳簿の詳細な分析
  • 不自然な出金のパターンの特定
  • 財務担当者の生活実態・収入との乖離の確認
  • 横領の手口・期間・総額の把握

を中心に進めました。


■ 帳簿の詳細分析|「見事に隠されていた手口」

専門家と連携して帳簿を詳細に分析した結果、

以下の手口が明らかになりました。

  • 毎月「雑費・消耗品費」として少額の架空経費を計上
  • 金額は月に3万円から8万円と幅があり、規則性を持たせないよう工夫されていた
  • 領収書は実在する店舗・業者のものを使用しているが、実際の購入は行われていない
  • 小口現金の管理も担当していたため、現金での横領も行われていた
  • 年度末に帳簿の数字を微調整し、監査・チェックをすり抜けていた

「一件一件は少額で、年度単位でも大きな異常には見えない。長年この作業を続けることで、総額を膨らませていた」


■ 生活実態の確認|「収入に見合わない豊かな生活」

財務担当者の生活実態を確認すると、

  • 給与水準(中堅社員レベル)に対して、明らかに豊かな生活が確認された
  • 高級住宅街への引っ越しが数年前に確認されていた
  • 海外旅行を毎年複数回楽しんでいる様子
  • 高額な趣味・消費行動が確認された

「会社の給与だけでは、到底この生活水準は維持できない」


■ 横領の全容|「10年以上で積み重なった総額」

調査と帳簿分析を組み合わせた結果、

横領の全容が明らかになりました。

  • 横領の開始時期:少なくとも12年前とみられる
  • 月平均の横領額:約5万円
  • 年間合計:約60万円
  • 12年間の推計総額:約720万円以上

「少額を長期間積み重ねることで、これだけの金額になっていた」


■ 本人との面談|「最初は完全否定、証拠の前に崩れた」

代表・顧問弁護士・顧問税理士が同席した面談を実施しました。

最初、財務担当者は完全に否定しました。

「そんなことはしていません。数字の誤りがあったとしたら、私のミスではなく、入力の問題です」

しかし、

具体的な年月日・金額・手口を示す証拠を次々と提示すると、

だんだんと言葉に詰まり、

長い沈黙の後、

「申し訳ありませんでした。全部本当のことです」

と認めました。

横領を始めた理由について、

「最初は本当に少しだけのつもりだった。子どもの教育費が苦しくて。でも、バレないと分かったら、やめられなくなってしまった」

という言葉が続きました。


■ 会社としての対応|「厳しく、しかし冷静に」

弁護士と連携し、

以下の対応を進めました。

  • 即日の出勤停止・就業禁止
  • 懲戒解雇の手続き
  • 被害総額の確定と全額返済を求める示談交渉
  • 警察への被害届の提出
  • 財務・経理体制の抜本的な見直し

本人・家族も誠実な対応を示し、

家族名義の不動産を担保にした返済計画が提示されました。


■ 代表が感じた後悔|「信頼と管理は、別のものだった」

代表が後に話してくださったのは、

深い後悔の言葉でした。

「20年間、あの人を信頼してきた。その信頼は本物だったと思う」

「でも、信頼することと、管理することは別のことだった」

「経理・財務を一人に任せきりにしていた。チェック体制がなかった。それが最大の原因だ」

「税理士が気づいてくれなければ、まだ続いていたかもしれない」


■ 再発防止策|「財務・経理の複数人管理体制を構築」

今回の事案を受けて、

以下の再発防止策を整備しました。

  • 財務・経理の複数人による承認フローの導入
  • 小口現金の管理を月次で複数人が確認する体制
  • 外部の会計事務所による定期的な内部監査の実施
  • 経費申請・支出の電子化による記録の透明化
  • 財務担当者の有給休暇中に別の社員が業務を代行する「牽制」の仕組み

■ 小野市での企業調査の特徴

小野市は、

  • 播磨地域の産業都市として、製造業・中堅企業が多いエリア
  • 長年にわたって安定経営を続ける中小企業が多く、「信頼関係」が経営の中心にある
  • 「あの人は大丈夫」という長年の信頼が、管理体制の整備を遅らせることがある

■ まとめ

→ 「一人に任せきり」の財務・経理体制は、長期横領の温床になりやすいです。

→ 少額の不自然な出金が繰り返されている場合、積み重なると大きな被害になります。

→ 税理士・外部専門家との連携が、問題の早期発見につながります。

→ 「信頼」と「管理」は両立できます。信頼しているからこそ、透明性のある体制を作ってください。

→ 「数字がおかしい」と感じた時点で、まずはご相談ください。

大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山など関西全域、愛知・岐阜・三重・静岡など東海全域で対応可能です。まずは無料相談からお気軽にご相談ください。私たち総合探偵事務所GriT’sは、ご相談者様の気持ちに寄り添い、安心できる未来のために全力でサポートいたします。

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