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帳簿が合わない!-金庫のお金を知っているのは、ほぼ身内だけなのに⁉

こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。


■ 依頼の背景|「昔ながらの現金商売をしている会社だった」

依頼者は有田川町内で小さな町工場を経営する社長(50代男性)。
地元に根付いた、創業から30年以上の歴史を持つ製造業だ。

会社は古くからの取引先との現金決済を続けており、金庫には常に一定のまとまった現金が保管されていた。

「現金でのやり取りが長年の慣習で、金庫の管理には気を遣っていた」

金庫の暗証番号を知っているのは、
社長、
社長の叔父(60代・取締役)、
妻(経理補助)、
経理部長(60代・創業から在籍するベテラン)、
息子(30代・営業部長)
の5名だった。

「幹部の半分以上が身内の会社だから、
外部への情報漏洩より社内の問題が起きると、心がいたい」


■ 違和感の始まり|「微々たる不一致が、いつのまにか膨らんだ」

異変に気づいたのは、顧問税理士からの指摘がきっかけだった。

「半年ほど前から、収入と支出の数字が、わずかに合わない月が続いています。金額は小さいですが、パターンが繰り返されているのが気になります」

最初は数千円から数万円単位の不一致で、
「記録ミスかもしれない」という程度の話だった。

「金庫に入っている金額は相応にあるから、
誤差の範囲かもしれないと、しばらく様子を見ていた」

しかし最近になって、
不一致の金額が急に大きくなってきた。

「一気に十万円単位の差が出るようになって、
さすがに計算ミスでは説明できなくなってきた」

当社への依頼が届いた。


■ 調査の方針|「金庫を知っている人物の行動確認」

今回の調査では、

  • 金庫の暗証番号を知っている5名の行動確認
  • 現金の出入りのタイミングと各人の勤務状況の照合
  • 生活実態・収入との乖離の確認

を中心に進めた。


■ 調査の進展|「予想外の方向へ」

調査を進めていくと、社長が当初想定していた人物とは異なる方向から、事実が浮かび上がってきた。

金庫周辺の動きと、着服が疑われるタイミングを照合すると、特定の時間帯に一致するパターンが確認された。

その時間帯に金庫周辺に出入りしていたのは、叔父が会社に連れてきていた女性(40代)だった。

「この女性は、叔父の知人という名目で時折会社を訪れており、会社の内部事情にもある程度通じていた」


■ 真相の発覚|「叔父の愛人が、着服していた」

調査の結果、
以下の事実が明らかになった。

  • 叔父には社内での愛人関係にある女性がいた
  • 叔父はその女性に、
    金庫の暗証番号を教えていた
  • 女性は叔父が不在の時間帯を狙い、
    金庫から現金を少額ずつ抜き取っていた
  • 最初は少額だったが、
    発覚しないと分かるにつれ、
    金額が大きくなっていった

「いわゆる『魔が差した』という状況が、
エスカレートしてしまったケースだった」

会社のセキュリティが家族的な信頼関係を前提とした運営だったため、外部の人間が暗証番号を持つという最大の盲点が生まれていた。


■ 社長への報告|「叔父の愛人とは、思わなかった」

報告書をお渡しした際、社長は複雑な表情を見せた。

「正直、身内の誰かを疑っていた。でも、叔父の愛人だったとは、全く想像していなかった」

「叔父が暗証番号を教えていたということは、叔父自身も責任を免れない」


■ 会社としての対応|「身内の問題だからこそ、丁寧に」

社長は、感情的に動くのではなく、段階を踏んだ対応を選んだ。

愛人(着服した女性)への対応:

子どもがいる事情を考慮し、刑事告訴という形は取らなかった。

会社の起案部会を開き、表向きは自己都合退職という形で会社との関係を終わらせた。

着服した金額については、分割返済の計画を提示させ、合意を得た。

「会社にとっては大打撃だが、子どものいる女性を社会的に追い詰めることは、あえて選ばなかった」

叔父への対応:

親族全員を集めた親族会議を開いた。

叔父は愛人関係の存在、暗証番号を教えていたという事実を、親族の前で全て認めた。

叔父の妻への配慮として、社長が事前に個別に説明の場を設け、心理的なフォローを行った上で親族会議に臨んだ。

叔父は弁償の責任を受け入れ、今後の会社との関係についても、役員としての立場を見直すこととなった。

「叔父に家族があるから、感情で動けなかった。でも、けじめはつけなければならなかった」


■ 再発防止策|「現金管理の見直しが急務だった」

この事案を受けて、

  • 金庫の暗証番号を変更し、社長のみが管理する体制へ
  • 金庫の開閉記録を残すシステムの導入
  • 外部の人物の社内への立ち入りを制限するルールの明文化
  • 現金決済の一部をキャッシュレス化して、記録を残す体制への移行

が進められた。

「長年の慣習や信頼関係が、セキュリティの隙間を生んでいた。信頼することと、管理することは別のことだと、改めて学んだ」


■ まとめ

→ 現金商売の会社では、金庫の管理が最重要のセキュリティポイントです。

→ 暗証番号を社内関係者以外に教えることは、たとえ信頼できる相手でも避けるべきです。

→ 少額の帳簿の不一致が続く場合、早めに調査することが被害の拡大を防ぎます。

→ 身内が絡む問題ほど、感情ではなく段階的・丁寧な対応が重要です。まずはご相談ください。

大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山など関西全域、愛知・岐阜・三重・静岡など東海全域で対応可能です。まずは無料相談からお気軽にご相談ください。私たち総合探偵事務所GriT’sは、ご相談者様の気持ちに寄り添い、安心できる未来のために全力でサポートいたします。

 

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