何年も会っていない兄…―父の遺産相続のために実兄と再会は叶うのか?
こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。
■ 依頼者の背景|「母は早くに亡くなった。父が遺したものを、兄と分けなければならない」
依頼者は南伊勢町在住の40代女性。
母親は依頼者がまだ若い頃に既に他界しており、
最近父親が亡くなったことで、
遺産相続の手続きを進める必要が生じた。
法定相続人は依頼者と、
長年連絡を取っていない実兄(40代)の2人だった。
「兄とは、もう何年も連絡を取っていなかった。
何かが原因で喧嘩して疎遠になったわけじゃない。
お互いに生活が忙しくて、
気づいたら何年も会わないまま、時間だけが過ぎていた」
父親の葬儀の連絡も、
古い電話番号にかけて何とか伝えることができたが、
兄は仕事の都合で参列できなかった。
依頼者が持っている兄の情報は、
その古い電話番号のみだった。
「結婚もしていないはず、と思っていたけど、
正直、今の生活がどうなっているか、全く分からなかった。
仕事も変わっているかもしれないし」
遺産分割の手続きを進めるため、
電話をかけてみたが、
コールが鳴るだけで、
誰も出ない状態が続いた。
「留守番電話にメッセージを残しても、返事がなかった。
何度かけても同じだった」
「遺産相続の手続きを進めるためにも、
直接会って話さなければならない。
でも、どうやって連絡を取ればいいのか分からなかった」
当社への依頼が届いた。
■ 調査の内容と結果
古い電話番号を起点に、
現在の所在を調査した。
調査の結果、
兄は三重県内の別の市に在住していることが確認された。
職業を確認すると、
警備会社に勤務しており、
施設警備のため夜勤を含む不規則な勤務シフトであることが判明した。
「電話に出られなかったのは、
夜勤明けで日中に寝ている時間帯だった可能性が高いと考えられた」
スマートフォンの設定で、
知らない番号からの着信に気づきにくい状態になっていることもうかがえた。
また、
現在は交際中の女性がおり、
結婚を考えている段階にあることも確認された。
「結婚していないはず、という依頼者様の認識と一致していた。
ただ、新しい家庭を持つことを考えている時期だった」
■ 依頼者への報告と再会
「夜勤の仕事をしていたから、気づかなかったのか」
報告を受けた依頼者は、そう納得した様子で話した。
「兄が悪意を持って連絡を絶っていたわけではないと分かって、
少しほっとしました」
直接住所を訪問し、事情を説明したところ、兄は驚きながらも快く対応してくれたという。
「『電話、何度もかけてたんだけど、
夜勤明けでぐっすり寝てる時間だったみたいで、ごめん。
それに、最近スマホの設定を変えてから、
知らない番号は気づきにくくなってたんだ』
と説明してくれました」
「父のこと、遺産のこと、ちゃんと話せました。
何年も会っていなかったけど、話してみたら、
すぐに昔のような感覚に戻れました」
兄からは、実の父親の死をなかなか受け入れずにいたという。
依頼者は兄が、就職氷河期世代で育ったので仕事に就くのもやっとの姿を昔から見ていた。
でもようやく安定した、また環境も良い職場だったからいつか父親に報告したい、親孝行したいと考えていた矢先の父親の訃報だったから相当なショックを受けていたと話してくれた。
しかし現在、交際中の女性がいて心の支えになってくれて将来結婚を考えていることも話してもらえ、続いて「『今度、彼女を紹介するよ』と言ってくれました。まだ心の傷はいえないけれどって言ってましたが、結婚の日取りも決めて相手のご家族にご挨拶しに行くと言ってました。新しい家族が増えるのを、楽しみに思っています」と満面の笑顔で話してくれました。
■ 遺産相続手続きへの進展
遺産相続の手続きについても、
兄妹で協力して進めることができた。
「もし兄を探し出せなかったら、
手続きがずっと止まったままだったと思う。
見つけてもらえて、本当に助かりました」
■ まとめ
→ 古い電話番号のみでも、現在の所在地を調査で確認できることがあります。
→ 夜勤など不規則な勤務シフトが、連絡が取れない原因になっていることがあります。
→ 遺産相続のための連絡先確認は、法的な手続きを進める上で重要な調査です。
→ 何年も会っていない家族であっても、再会することで関係が戻ることがあります。まずはご相談ください。
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