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人探し

「突然失踪した兄を探して」

依頼内容

依頼者の佐藤様(仮名・30代男性)は、5年前に失踪した兄を探してほしいとご相談に来られました。

「兄とはずっと仲が良かったのですが、ある日突然、家族の前から姿を消しました。警察にも相談しましたが、事件性がないとされ、大々的な捜索は行われず…。何度も探しましたが手がかりがつかめず、もう会えないのではないかと諦めかけていました。でも、やっぱりどこかで元気にしているのか知りたいんです。」

兄の失踪当時の状況を詳しく伺うと、次のような事実が分かりました。

•失踪直前に仕事を辞めていた

•所持品はスマートフォンと財布のみ

•過去にふらっと一人旅に出ることがあったが、今回は一切連絡がない

•友人や知人に心当たりを聞いても、誰も行き先を知らない

こうした状況から、「意図的に行方をくらませた可能性が高い」と判断し、慎重に調査を進めることにしました。

調査開始

まずは、兄の失踪前後の行動を洗い出すため、周辺の防犯カメラ映像を分析。

すると、失踪当日の深夜に近くの駅へ向かう姿が確認されました。そこで、乗車した可能性のある電車の経路を調査し、彼が最寄りの大都市へ向かった可能性が浮上。

次に、過去の交友関係を調査すると、学生時代の友人の一人が「失踪後に一度だけ連絡が来たことがある」と証言。その時、兄は「しばらく都会で働く」と言っていたとのこと。

さらに、兄の名前で公共機関の登録情報やネット上の痕跡を調査したところ、数年前にアルバイトとして勤務していた記録を発見。しかし、その職場もすでに辞めており、そこから先の足取りは不明でした。

ここで手詰まりになるかと思われましたが、過去のアルバイト先の関係者をたどると、「彼に似た人が最近、別の職場で働いているらしい」という情報が!その情報を元に、さらに詳しく調べることにしました。

兄の発見と再会

新たな職場があるとされる地域へ調査員を派遣し、周辺の聞き込みを行った結果、ついに兄の居場所を特定。現在は住み込みの仕事をしており、特定の人としか関わらない生活を送っていることが分かりました。

依頼者様と相談の上、いきなり接触するのではなく、まずは手紙で連絡を取ることに。

数日後――

「兄から連絡がありました!」

兄からの返信には、「突然いなくなってしまって本当に申し訳ない。でも、家族に迷惑をかけたくなくて、連絡を取る勇気がなかった」と書かれていました。

その後、兄と依頼者様は直接会い、久しぶりの再会を果たしました。兄は「逃げ続けるのはもうやめる」と決意し、家族と少しずつ関係を修復していくことに。

まとめ

このように、失踪してしまった家族を探す調査では、「過去の人間関係」「行動パターン」「わずかな手がかり」をつなぎ合わせ、慎重に進めていくことが重要です。

もし、大切な家族や知人が突然いなくなってしまった場合、どうか一人で悩まずにご相談ください。当探偵事務所は、あなたの「会いたい」という気持ちを大切にしながら、全力でお手伝いいたします。

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