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人探し

「20年前に生き別れた父を探して」

依頼内容

依頼者の田中様(仮名・40代女性)は、幼い頃に両親が離婚し、母親に引き取られました。父親とはそれ以来一度も会っておらず、母親もすでに他界。ずっと「父に会いたい」という気持ちを抱えながらも、自分で探す手がかりがなく、思い悩んだ末に当探偵事務所へご相談にいらっしゃいました。

「もう会えないかもしれないし、父が私のことを覚えているかも分かりません。でも、一目でもいいので元気でいるのか知りたいんです。」

田中様の目には涙が浮かんでいました。

当時の情報はわずかで、「父の名前」「生年月日」「離婚前に住んでいた住所」しかありませんでした。しかし、この情報を基に全力で調査を進めることにしました。

調査開始

まずは父親の戸籍や住民票の移動履歴を調査しようとしましたが、依頼者様が戸籍上での親子関係を証明する必要がありました。必要な手続きを経たうえで調査を進めると、驚くべきことに10年前まである地方都市に住んでいた記録が見つかりました。しかし、それ以降の情報はなく、現在の居場所は不明。

次に、旧住所周辺の聞き込み調査を行いました。当時の近隣住民に話を聞くと、「確かにその名前の人が住んでいたが、数年前に引っ越した」という証言を得ることができました。そして、偶然にも元の勤務先を知る方がいたため、そこから更に情報を得ることにしました。

勤務先の同僚だった方に連絡を取ると、「確かに彼は以前働いていたが、しばらく前に退職し、その後の行方は分からない」とのこと。しかし、その方の記憶を頼りに、新たな住所の手がかりを得ることができました。

その情報を基にさらに調査を進めると、数年前に引っ越した先の住所が判明。すぐに現地へ向かい、近隣の方々に話を聞くと、驚くべきことに「つい最近までこの近くに住んでいた」との情報が!しかし、また引っ越したばかりで、現在の居場所は分かりませんでした。

ついに父の居場所を特定!

そこから、公共記録やインターネット上の情報を駆使して調査を続けた結果、ついに父親が現在暮らしていると思われる住所が判明。念のため再度確認を行い、確信を得た段階で依頼者様にご報告しました。

田中様は、「本当に父がそこにいるんですか?」と涙ながらに驚かれましたが、慎重にコンタクトを取ることに。まずは手紙を送り、田中様の想いを伝えました。

数日後――

「父から返事が来ました!」

田中様から喜びの報告が入りました。手紙には、「ずっと気にかけていたが、どこにいるか分からず、連絡を取れなかった」と父の正直な想いが綴られていました。

その後、田中様は父親と再会。20年以上の時を経て、ようやく親子の絆を取り戻すことができたのです。

まとめ

このケースでは、限られた情報から地道に調査を進め、父親の居場所を特定することができました。人探しの調査は、過去の情報や人脈をたどることで、意外なつながりが見つかることもあります。「会いたい」という想いを持ちながらも、一歩踏み出せずにいる方がいれば、ぜひご相談ください。私たちは、一人ひとりの大切な再会をお手伝いします。

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