おじいさんは知っていた。それでも優しくしてくれた-甲良町の孫が依頼した、祖母の初恋の人を探す旅の記録でも、会いたい…
こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。
■ 依頼者の背景|「孫からの依頼だった」
依頼者は甲良町に暮らす30代女性。
祖母(95歳)に代わって、
当社へ依頼が届いた。
祖母は若い頃、
戦争の時代を生きた一人だった。
戦時中・終戦直後という時代の中で、
自由に恋愛をして結婚を選ぶことは、
多くの女性にとって叶わないことだった。
祖母もその一人だった。
「おばあちゃんが、ある日、ぽつりと話してくれたんです。
『本当は、好きな人がいたの』と」
■ 祖母の言葉|「裏切りかな、と思うんだけど」
祖母が話してくれたのは、
こんな内容だった。
「若い頃、好きな人がいた。
でも、時代がそれを許さなくて、
家が決めた人と結婚することになった。
おじいさんは、私の気持ちを知っていた。
それでも、すごく優しくしてくれた」
「でも、どうしても会いたいの。
ただ、会いたいだけ。
おじいさんへの裏切りかな、と思うんだけど」
祖父は20年前、70代で他界していた。
「おじいさんへの裏切りなんかじゃない。
おばあちゃんが生きてきた時代に、
できなかったことをしてあげたい」
孫はそう思い、
当社への依頼を決めた。
■ 調査の内容と進展
祖母が話してくれた情報は、
- 相手の名前
- 当時の職業(研究員だった)
- 戦前・戦中のおおまかな地域
という限られたものだった。
調査チームは、
名前と職業を手がかりに、
各種記録を丁寧に辿った。
調査の結果、
相手の男性が高齢(90代後半)であることが確認された。
しかし、
現在の健康状態を確認すると、
直接の面会が難しい状況であることも判明した。
「お会いすることは難しいかもしれない、という可能性を、
依頼者様に正直にお伝えした」
■ 依頼者への報告|「会えなかった。でも」
調査の結果を報告すると、
孫は静かに、
「そうか、会えないか…」
と呟いた。
しかし調査の過程で、
相手の男性の奥様(90代)が健在であり、
状況の説明を申し入れると、
奥様が手紙を書いてくださることになった。
■ 届いた手紙|「あの人も、同じ思いを抱えていた」
数週間後、
相手の奥様から手紙が届いた。
その手紙には、
夫(研究員だった男性)についての言葉が綴られていた。
「主人も、若い頃に好きな人がいたと、
私に話してくれたことがあります。
でも、両親が決めた結婚を断ることが、
あの時代にはできなかった、と」
「そのことを、ずっと心に持ち続けながら、
主人は私と70年間、一緒に生きてくれました」
「あなたのお祖母様のことを、
どうか温かくお伝えください」
■ 祖母への手紙の朗読|「孫が泣いた」
孫は祖母のそばで、
その手紙を読み上げた。
「あの人も、同じ思いを持っていた。
お互いに、できなかっただけだった。
おじいさんと同じように、
誰かを大切に思いながら、ちゃんと生きてきた人だったんだ」
祖母は、
手紙を聞きながら静かに目を閉じ、
「良かった。生きていてくれた。
ちゃんと生きていてくれた」
と呟いた。
孫は、
読み終えた後、
声を上げて泣いた。
「泣いたのは私だけでした。
おばあちゃんは、優しく笑っていて」
■ 祖母が最後に言った言葉
手紙を聞き終えた後、
祖母はぽつりとこう言った。
「戦争は、こりごり。
好きな人に会えないことも、
好きな人と別れなきゃいけないことも、
全部、戦争のせいだから」
「でも、おじいさんと過ごした時間は、
本当に幸せだった。
あの人も幸せだったなら、それでいい」
■ まとめ
→ 人探しの依頼は、若い世代だけのものではありません。ご高齢の方の「会いたい」という思いにも、私たちは誠実に向き合います。
→ 直接の面会が叶わない場合でも、手紙というつながりが、長年の想いを届けることがあります。
→ 孫・家族が代わりに依頼される形でも、喜んで対応いたします。
→ 「会えるかどうか分からないけど、探してほしい」という依頼も、お気軽にご相談ください。
大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山など関西全域、愛知・岐阜・三重・静岡など東海全域で対応可能です。まずは無料相談からお気軽にご相談ください。私たち総合探偵事務所GriT’sは、ご相談者様の気持ちに寄り添い、安心できる未来のために全力でサポートいたします。
