「イケメンの言葉を、真に受けてしまった」――相続金1500万円が消えた日
こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。
■「こんなに誠実そうな人が、嘘をつくはずがないと思っていた」
依頼者は紀の川市在住の30代女性。
昨年、父親が亡くなり、
相続として1500万円を受け取ったばかりだった。
「父が一生かけて遺してくれたお金だった。
大切に使わなければと思っていた」
相続手続きを終えた数ヶ月後、
SNSを通じて知り合ったのが、
眼鏡をかけた30代の男性だった。
「最初のメッセージから、
言葉遣いが丁寧で、知性的な印象があった。
写真を見ると、清潔感があって、
いかにも誠実そうな顔立ちをしていた」
男性は自分を「建築関係の仕事をしている」と説明し、
将来の計画や家族への思いを
流暢に語る人物だった。
「こんなにちゃんとした人が、
私に興味を持ってくれるとは思っていなかった。
嬉しくて、浮かれていた部分があった」
■「投資の話が、少しずつ始まった」
関係が深まるにつれ、
男性は少しずつ、
「お金の話」を切り出すようになった。
「不動産への少額投資で、
確実にリターンが出ている案件がある。
一緒にやらないか?」
依頼者は最初、断った。
しかし男性は急かさず、
「考える時間はある。
ただ、このタイミングを逃すのは惜しい」
という言葉を繰り返した。
「焦らせないところが、逆に信頼できると思った。
今思えば、それも計算の上だったと思う」
気づけば依頼者は、
相続金から300万円を振り込んでいた。
しかしリターンは来なかった。
「元本は戻ってくる、もう少し待って」
その言葉を信じて、
さらに500万円を追加した。
「止まれなくなっていた。
認めたくなかった。
この人を信じたいという気持ちが、判断を狂わせた」
最終的に振り込んだ金額は、
合計で1500万円に達していた。
当社への依頼が届いた。
■ 調査結果――「建築関係の仕事も、誠実な人柄も、全部作り話だった」
男性の素性・実態を調査した結果、
- 「建築関係の仕事」という説明は事実ではなかった
- 複数の女性に対して、同様の手口でアプローチしていたとみられる
- SNSのプロフィール写真は本人のものではなかった可能性が高い
- 複数の名前・連絡先を使い分けていることが確認された
「眼鏡をかけた誠実な印象の写真も、
知性的な言葉遣いも、
全て演じられたものだった」
■「父が遺してくれたお金が、全部なくなった」
報告書を手にした依頼者は、
ゆっくりと涙を流した。
「父が亡くなった後、
悲しい気持ちを埋めたかったのかもしれない。
優しい言葉に、弱くなっていた」
「父のお金を、こんな形で使ってしまった。
父に申し訳なくて、怖くて、
報告書を読んでいる間、ずっと手が震えていた」
■ 法的対応と回収への道
弁護士と警察に連携し、
振込先の記録・やり取りのメッセージを証拠として、
詐欺被害としての刑事告訴を進めた。
「回収は容易ではないが、
諦めずに追い続けることが重要だ」
「被害に気づいた時点で、
すぐに証拠を保全することが、
回収率を少しでも高める最初のステップになる」
■ まとめ
→ SNSで知り合った「誠実そうな人」の言葉を、すぐに信用しないでください。
→ 「急かさない」「焦らせない」投資の誘いほど、計算されている場合があります。
→ 相続金・まとまった現金を持っている時期は、金銭トラブルのリスクが高まります。
→ 「変だと思いながら、止まれなかった」という段階で相談してください。まずはご相談ください。
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