人探し

30年間会えなかった母との再会
依頼者情報
•依頼者:40代男性(会社員)
•探している人物:生き別れた実母
•調査目的:30年以上前に別れた母の行方を知りたい
依頼者からの相談内容
依頼者のGさんは、40代の会社員。幼い頃に両親が離婚し、それ以来、母親とは一度も会っていませんでした。
•両親が離婚したのはGさんが10歳の頃
•それ以来、父親と祖父母に育てられ、母とは連絡が途絶えた
•祖父母から「母親のことは忘れなさい」と言われ、詳細を教えてもらえなかった
•しかし、年齢を重ねるにつれ「母は今どこで、どのように暮らしているのか知りたい」と思うようになった
•祖父母も亡くなり、父親も高齢になったため、今こそ母を探す決意をした
Gさんは母親の旧姓と、幼い頃に住んでいた地域の情報を持っていましたが、それ以外の情報は不明。
「もし母が新しい家庭を持っているなら、無理に会うつもりはない。ただ、元気でいてくれるなら、それを知るだけでもいいんです。」
そんな想いを胸に、私たち探偵事務所へ調査を依頼されました。
調査の実施
母親の現在の居場所を特定するため、以下の調査を行いました。
① 公的記録の調査
まず、Gさんの母親の旧姓や過去の住所をもとに、公的記録を調査。住民票の移転履歴や結婚歴を調べたところ、Gさんの母親は20年前に別の男性と再婚し、現在は別の姓を名乗っていることが判明しました。
また、再婚後に関西地方へ移り住んでいることも分かりました。
→ 母親は関西地方に移住し、別の姓で生活していることが確認できた。
② 現住所の特定
過去の住民票の移転履歴をたどりながら、最新の住所情報を収集。数回の転居を経て、現在は関西地方のある市に住んでいることが分かりました。
近隣の聞き込み調査を行ったところ、同姓の人物が住むアパートが見つかり、母親の可能性が高まりました。
→ 母親の現在の住所を特定。
③ 生活状況の確認
直接訪問する前に、母親の生活状況を確認するため、近隣の住人や店舗への聞き込み調査を実施。
•一人暮らしをしている
•近所のスーパーで働いている
•穏やかで優しい性格の女性として評判が良い
•再婚相手とはすでに離婚し、現在は独り身
母親は再婚後に一時は家族を持っていたものの、その後離婚し、現在は一人で生活していることが判明しました。
→ 母親は独り身で、近所のスーパーで働いていることが確認できた。
調査結果と依頼者の決断
母親の現在の状況が明らかになった段階で、Gさんに報告しました。
「母が元気でいてくれるなら、それだけで十分」と言っていたGさんでしたが、実際に母の生活の様子を知ると、「やっぱり会って直接話したい」という気持ちが強くなりました。
Gさんは探偵を通じて母親宛に手紙を送り、「30年以上会えなかったけれど、今も母のことを思っています。もし可能なら一度お会いしたいです」と伝えました。
数日後、母親から返事が届きました。そこには、
「ずっと会いたかった。でも、私が捨てたと思われているかもしれないと思うと、申し訳なくて連絡できなかった。本当にごめんなさい。」
と書かれていました。
Gさんはすぐに母親と連絡を取り、30年以上ぶりの再会を果たしました。初めての再会は涙ながらのものとなり、Gさんも母親も「もっと早く会いたかった」と抱き合って泣いたそうです。
探偵からのアドバイス
人探しの依頼は、家族や友人、大切な人を見つけるために多く寄せられます。
昔の友人や恩人を探したい
離れ離れになった親族と再会したい
行方不明になった家族の手がかりを知りたい
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。長い年月が経っていても、情報をもとに調査を行うことで、再会の可能性を高めることができます。
「大切な人が今、どこでどうしているのか知りたい」
そんな想いを叶えるお手伝いを、私たち探偵事務所がいたします。