数字がどこか合わない!-あの人に限って…代表の決断!
こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。
■ 依頼の背景|「税理士の指摘がきっかけだった」
依頼者は猪名川町内で製造業を営む企業の代表(60代男性)。
毎年の決算で世話になっている顧問税理士から、
ある年の決算作業中に連絡が入った。
「社長、少し気になる点があります。
帳簿上の在庫の動きと、実際の出荷データに、毎年わずかなズレがあって。
今年は特に大きいので、一度詳しく確認させてください」
会社の経理を長年取り仕切ってきたのは、
入社25年目の経理部長(50代男性)だった。
「あの人に限って、と思った。でも、税理士の指摘を無視はできない」
当社への調査依頼が届いた。
■ 調査の内容と判明した手口
帳簿の詳細分析と、
経理部長の業務実態を調査した結果、
以下の手口が明らかになった。
- 実際の売上の一部を正規の帳簿に記載せず、
別に作成した「もう一つの帳簿」で管理していた - 二重帳簿により、会社が把握する売上を実態より低く見せていた
- その差額分を、架空の経費・在庫処分費として処理し、
個人の口座へ資金を移していた
経理部長の生活実態を確認すると、
給与水準から見て不自然に豊かな生活ぶりが確認された。
調査の結果、
横領の期間は約8年間、
推計総額は1500万円を超えるとみられた。
■ 本人への対応と再発防止
証拠を提示すると、
経理部長は最初否定したが、
最終的に全てを認めた。
「最初は少しのつもりだった。
誰も気づかないまま、何年も経ってしまった」
弁護士と連携し、
全額返済を求める示談交渉、
懲戒解雇の手続きが進められた。
再発防止策として、
- 経理業務の複数人体制への移行
- 外部税理士による月次での帳簿確認の強化
- 在庫と出荷データの定期照合システムの導入
が整備された。
■ まとめ
→ 税理士など外部専門家からの「数字が合わない」という指摘は、軽視しないでください。
→ 二重帳簿は発見が難しい手口ですが、出荷データなど別の記録との照合で発見できます。
→ 長年経理を一人に任せる体制は、横領の温床になりやすいです。
→ 「あの人に限って」という思いがあっても、確認することが会社を守ります。まずはご相談ください。
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