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経費がなぜいつも上限ギリギリ?-経費不正の全容!

こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。


■ 依頼の背景|「数字に違和感を覚えたのは、経理担当者だった」

依頼者は桜井市内の中堅企業の経営者(50代男性)。 製造業の周辺サービスを手がける従業員30名ほどの企業だ。

問題となったのは、 中途採用から3年目を迎えた30代男性の営業社員だった。

前職は大阪市内の同業他社での営業経験があり、 採用後も取引先の開拓・維持に積極的に動いていた。

「売上成績は安定していた。取引先からの評判も悪くない。 正直、問題があるとは思っていなかった」

最初に異変を感じたのは、 経理担当者(40代女性パート)からの報告だった。

「この社員の経費申請ですが、毎月、会社が設定している上限額にほぼピタリと収まっているんです。 月によって若干違いはあるんですが、上限の90〜100%の範囲に必ず収まっていて。 なんというか、不自然な揃い方が気になって」

この報告を受けた経営者は、 「気のせいかもしれないが、確認しないわけにはいかない」と判断し、 当社へ調査を依頼した。


■ 調査の方針

今回の調査では、

  • 経費申請の内容と実際の行動・取引先訪問記録の照合
  • 申請された領収書の真偽の確認
  • 不正の手口・期間・総額の把握
  • 対象社員の生活実態の確認

を中心に進めた。


■ 調査で明らかになった不正の手口

【手口①】架空の会食申請

取引先との会食として申請された日の行動を確認すると、 複数の日付において、 実際には会食が行われていなかったことが確認された。

申請された飲食店は実在しているが、 対象社員がその店舗へ出入りした形跡がない日が複数あった。

「領収書は実在する店舗のものを使用しているが、 実際の訪問を伴わない日に申請されているケースがあった。 使い回し、または白紙の領収書を入手していた可能性がある」

【手口②】交通費・ガソリン代の水増し

取引先への訪問に使用したとして申請された交通費・ガソリン代について、 実際の訪問先との距離・ルートと申請金額を照合すると、 大きな乖離が複数確認された。

「例えば、実際には往復30kmの訪問で、 70〜80km分のガソリン代が申請されているケースがあった」

【手口③】金額の上限への意図的な調整

月によって手口や金額の内訳が微妙に変えられており、 「毎月ほぼ同じ金額を使う」という不自然さを隠す工夫がされていた。

「単純な繰り返しではなく、 金額・申請内容・使用店舗を変えることで、 発見されにくくしていた点が特徴的だった」


■ 不正の期間と総額|「3年間で積み重なった金額」

調査と帳簿の詳細分析の結果、

  • 不正の推定開始時期:入社から約6ヶ月後
  • 月平均の不正申請額:約4万円
  • 3年間の推計総額:約140〜150万円

「少額を長期間・巧妙に積み重ねる手口は、 単発では発見されにくく、 総額として見た時に初めて深刻さが分かるタイプの不正だ」


■ 本人との面談|「誰も気づかなかったから、やめられなかった」

弁護士・経営者・総務担当者が同席した面談を実施した。

最初、対象社員は「心当たりがない」と否定した。

しかし、 具体的な日付・金額・行動記録の照合結果を一つひとつ提示すると、 次第に言葉が少なくなり、 最終的に全てを認めた。

「入社して最初の年に、試しにやってみたら通った。 それからやめられなくなった。 誰も気づかなかったから、大丈夫だと思っていた」


■ 会社としての対応

弁護士と連携し、

  • 懲戒解雇の手続き
  • 不正申請分全額の返済を求める示談交渉
  • 返済計画の策定と合意

が進められた。

また、 経理担当パートスタッフの「気になる」という報告が 問題発覚のきっかけになったことを受け、 経営者は正式な感謝の場を設けた。

「パートだからといって、気づいても言いにくいと感じさせてしまっていたかもしれない。 報告してくれたことに、心から感謝している」


■ 再発防止策

  • 経費申請の承認フローを、申請者の直属上長と経理の複数人確認制に変更
  • 月次で経費申請の傾向分析を実施(特定の社員の申請パターンの異常検知)
  • 取引先訪問記録と経費申請の定期的な照合チェックの導入
  • 領収書の原本保管ルールの厳格化

「制度の整備が、一番の再発防止策だ。 信頼することと、確認することは矛盾しない」


■ まとめ

→ 経費申請が毎月「きれいに上限額付近に収まる」というパターンは、不正のサインである場合があります。

→ 現場スタッフ・パートからの「なんか気になる」という声を、軽視しないことが早期発見につながります。

→ 少額の不正でも、長期間続くと総額は数百万円規模になります。定期的な照合チェックが重要です。

→ 「優秀な社員だから」という信頼が、確認の機会を奪うことがあります。まずはご相談ください。

大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山など関西全域、愛知・岐阜・三重・静岡など東海全域で対応可能です。まずは無料相談からお気軽にご相談ください。私たち総合探偵事務所GriT’sは、ご相談者様の気持ちに寄り添い、安心できる未来のために全力でサポートいたします。

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