どうしてあの部署だけ人が育たないだ⁉-経営陣に隠された企業の闇!
こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。
今回は、「新支店設立から3年が経つのに、特定の部署だけ人員が定着しない」という人事部担当者からのご依頼による、パワハラ実態調査の実例をご紹介します。
■ ご相談内容|「あの部署だけ、3年間ずっと人が育たない」
ご依頼いただいたのは、大阪市内に支店を構えるIT企業の人事部担当者。
親会社が新たに設立した支店は、
設立から3年が経過していました。
しかし、
営業部だけが、慢性的な人員不足に悩まされていました。
- 新人は半年も経たないうちに退職してしまう
- 中堅社員も突然退職を申し出るケースが続いている
- 退職理由は全員「一身上の都合」のみ
- 周囲への聞き込みをしても、詳しい話が出てこない
「他の部署は問題ない。なぜ営業部だけがこうなるのか」
人事部として原因を掴めないまま、
3年間が過ぎていました。
■ きっかけ|「商業施設での偶然の出会い」
ある休日、
人事部担当者が商業施設を訪れると、
現在休職中の社員と偶然出会いました。
体調を気遣って声をかけると、
その社員は少し躊躇した後、
これまで誰にも言えなかった言葉を話し始めました。
「営業部の部長によるパワハラがひどくて、本当につらかったんです」
「人事部に言いつけたら倍返しされると言われていた。口外するな、やめるならやめろ、その代わり辞表は一身上の都合にしろ、と言われていた」
「指導もその時その時でバラバラで、暴言も日常的だった。新人が何かミスをすると『一回言っただろ!』と頭ごなしに怒鳴る。先輩たちも同期もみんな、精神的に本当につらそうだった」
その社員は現在、
心療内科でうつ病と診断され、療養中の身でした。
「なぜ今まで誰も言えなかったのか、その理由がやっと分かった」
人事部担当者は、
外部調査の必要性を確信し、
当社へご依頼いただきました。
■ 調査の方針|「証拠を客観的に収集する」
今回の調査では、以下の点を中心に進めました。
- 営業部長の日常的な言動・指導内容の実態確認
- パワハラに該当する具体的な言動の記録
- 被害を受けている社員の状況確認
- 退職者が「一身上の都合」にした背景の把握
- 組織的な口止めの実態確認
■ 調査開始|営業部内の実態を確認
調査を開始し、
営業部の日常的な状況を確認しました。
当初は、
- 通常の業務指導の範囲内とも取れる場面
- 厳しいが一般的な指導の様子
も確認されました。
しかし調査を継続するうち、
明らかに問題のある言動が確認されるようになりました。
■ 確認された実態①|「指導の一貫性がない」
営業部長の指導内容を継続して確認しました。
- 同じミスに対して、日によって全く異なる対応をする
- ある日は「それでいい」と言ったことを、翌日「なぜそうした」と叱責する
- 自分の機嫌によって、指導の内容・厳しさが大きく変わる
- 新人社員が「どう動けばいいか分からない」状態に陥っている様子が確認された
👉 「指導がその時その時でバラバラ」という休職社員の証言と、
実態が一致していました。
■ 確認された実態②|「暴言・威圧的な言動」
日常的な言動についても、
具体的な実態が確認されました。
- 部下のミスに対して、他の社員の前で大声で叱責する場面が複数回確認された
- 「なんでこんなことも分からないんだ」「使えない」などの言葉が繰り返された
- 新人社員が質問すると「一回言っただろ!」と怒鳴る場面が確認された
- 叱責後、その社員が明らかに萎縮した様子で業務に戻る姿が見られた
👉 個人の尊厳を傷つける言動が、
日常的に行われていたことが確認されました。
■ 確認された実態③|「口止めと報復の脅し」
さらに調査を進めると、
組織的な口止めの実態も確認されました。
- 退職を申し出た社員に対して「辞表は一身上の都合にしろ」と指示している場面
- 「人事に言ったら倍返しする」という発言が複数の場面で確認された
- 退職者が口を揃えて「一身上の都合」としていた理由が、明確になった
👉 3年間、退職理由の実態が掴めなかったのは、
組織的な口止めが機能していたからでした。
■ 確認された実態④|「特定社員への集中的な攻撃」
調査を継続すると、
特に標的にされている社員の存在も確認されました。
- 特定の社員に対して、他の社員より明らかに厳しい対応が取られていた
- その社員が発言するたびに、否定的な反応をする場面が複数確認された
- 他の社員の前での見せしめ的な叱責も確認された
👉 パワハラが特定の社員に集中することで、
周囲への見せしめとして機能していたとみられます。
■ 調査結果|人事部担当者へのご報告
報告書をお渡しした際、人事部担当者は、
「3年間、原因が分からなかった。でも、これだけ明確な実態があったなら、なぜ誰も言えなかったのかも分かった」
と話されました。
今回の調査で確認できたこと:
- 指導内容が一貫せず、部下を混乱させる言動が日常的に行われていた
- 暴言・威圧的な言動が複数回確認された
- 「一身上の都合」にするよう組織的な口止めが行われていた
- 特定社員への集中的なパワハラが確認された
- 休職者・退職者が出続けていた直接的な原因が明らかになった
■ 会社としての対応|「証拠があったから、動けた」
人事部担当者は報告書を持参し、
親会社の経営陣・法務部門と緊急協議を行いました。
これまでは、
「証拠がない」「本人が一身上の都合と言っている」
という状況で動けませんでした。
しかし今回は、
客観的な調査報告書という証拠があったことで、
- 営業部長への正式な事実確認・ヒアリングの実施
- 休職中の社員への謝罪と復職支援の検討
- 退職者への対応・フォローの検討
- 再発防止のための組織体制の見直し
- 必要に応じた法的措置の検討
へと、迅速に動くことができました。
■ IT業界における職場環境問題の特徴
IT業界の新設支店では、
- 成果主義・数字へのプレッシャーが強い
- 少人数での立ち上げのため、特定の人物への権力集中が起きやすい
- 「厳しい指導」と「パワハラ」の境界が曖昧になりやすい
- リモートワーク・フレックスなど、管理者の目が届きにくい環境もある
👉 「人が育たない」「定着しない」という現象の裏に、
職場環境の問題が隠れているケースが少なくありません。
■ パワハラ調査が有効なケース
- 特定の部署だけ離職率が高い
- 退職理由が全員「一身上の都合」で統一されている
- 休職者・メンタル不調者が特定の部署に集中している
- 社内での聞き込みに限界を感じている
- 当事者が声を上げられない状況にある
👉 「証拠がなければ動けない」という状況を、
外部調査が打開することができます。
■ 大阪市での企業調査の特徴
大阪市は、
- IT・商社・サービス業など多様な業種の企業が集まるエリア
- 新設支店・拠点が多く、管理体制が整備途中のケースも多い
- 親会社と支店の距離感から、支店内の実態が把握しにくい環境
👉 「親会社が実態を把握できていない」という状況が、
問題を長期化させることがあります。
■ まとめ
→ 「あの部署だけ人が育たない」という現象は、職場環境の問題を示すサインである可能性があります。
→ 退職理由が全員「一身上の都合」で統一されている場合、口止めが行われている可能性があります。
→ 社内調査では限界がある場合、外部の専門調査が客観的な証拠を提供します。
→ 証拠があることで、感情論ではなく事実に基づいた組織的な対応が可能になります。
→ 従業員を守ることが、会社を守ることに繋がります。まずはご相談ください。
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