希望に満ち溢れた新生活!―嘘にまみれた代償は⁉
こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。
今回は、「行きつけの居酒屋で知り合った女性との交際が、計画的な結婚詐欺だった」という、50代男性からのご依頼による調査の実例をご紹介します。
■ ご相談者様の背景|「子どもが手を離れ、急に寂しくなってきた」
ご相談者様は滋賀県にお住まいの50代男性。
前妻を病気で亡くされ、男手一つで子どもを育て上げてきました。
「子育てが終わったら、急に家の中が静かになった」
長年、仕事と育児に全力を注いできた分、
子どもが独立した後の静けさが、ことのほか身に染みました。
そんな時期に、いつもの居酒屋で一人飲んでいると、
前々から顔見知りだった40代の女性から声をかけられました。
■ 出会いから交際へ|「同じ境遇が、距離を縮めた」
その女性とは、
居酒屋で何度か顔を合わせた程度の関係でした。
しかし話をするうちに、
- 彼女も配偶者を亡くしていることが分かった
- 同じ「死別」という経験が、一気に距離を縮めた
- 「分かってもらえる人がいる」という安心感があった
自然な流れで交際が始まりました。
「同じ痛みを知っている人だと思った。だから信じられた」
■ 交際から同棲へ|「希望に満ちた準備が始まった」
交際して9ヶ月ほどが経ったころ、
二人の間に同棲の話が出てきました。
- いずれは結婚という話も自然に出てきた
- ご相談者様は自分の子どもに彼女を紹介し、許しを得た
- 彼女の子どもは外国にいるとのことで、報告のみという形になった
付き合って1年2ヶ月ほどが経ち、同棲の話がいよいよ本格化しました。
- 新居となる部屋を新たに借りた
- ご相談者様の実家はそのまま残す形
- 彼女は住んでいたアパートを引き払う形を取った
新居には、新しい家具を揃えようという話になりました。
「たくさんのパンフレットの中から、二人で選んだ。あの時間は本当に楽しかった」
彼女の希望で家具代として、
200万円を渡しました。
■ 最初の違和感|「新居に顔を出す回数が減ってきた」
しかし商品が届く2週間ほど前から、彼女の様子が変わり始めました。
- 新居への訪問が減った
- 電話をしても出ないことが増えた
- たまに会っても、どこかよそよそしい
理由を聞くと、
「実家に住んでいる兄夫婦が、同棲に納得してくれていない。説得している最中」
という説明でした。
ご相談者様はその言葉を信じ、
「会いに行って挨拶をしようか?」と提案しました。
しかし彼女は、
「今行ったら火に油を注ぐだけ。もう少し待って」
と言いました。
「ご家族に反対されている彼女に申し訳ないと思っていた。だから、無理に動かなかった」
■ 連絡の途絶|「商品が届く2日前から、完全に消えた」
商品の届く2日前から、
彼女からの連絡が完全に途絶えました。
- 電話は繋がらない
- LINEは既読にならない
- 新居にも現れない
そして、
家具が届くはずの日。何も届きませんでした。
不安を感じたご相談者様は、彼女が住んでいたアパートを訪ねました。
■ 衝撃の事実|「3週間前には、すでに引き払っていた」
アパートに着くと、
部屋には何も残されていませんでした。
たまたま大家さんに出会い、話を聞くと、
「3週間前に契約解除されましたよ。引っ越し業者も来て、荷物も全部持って出ていきました」
という言葉が返ってきました。
家具のパンフレットを二人で選んでいたあの時期、
すでにアパートを引き払う準備が進んでいたのです。
「あの時間は、全部演技だったということか」
ご相談者様は、その場で立ち尽くされました。
■ 調査の方針|「計画的な詐欺の可能性」を前提に
当社へご依頼いただいた後、
今回の調査では以下の点を中心に進めました。
- 女性の現在の所在の特定
- 「死別」という経歴の事実確認
- 「子どもが外国にいる」という説明の実態
- 同様の手口による他の被害者の有無
- 200万円の使途の確認
■ 調査の進展|「全てが作られた話だった」
調査を進めると、
衝撃的な事実が次々と明らかになりました。
- 「配偶者を亡くした」という経歴は、事実ではなかった可能性が高い
- 「子どもが外国にいる」という説明も、家族への接触を避けるための作り話とみられる
- 兄夫婦が「同棲に反対している」という話も、時間を稼ぐための口実だった可能性がある
- 家具の注文・発注は行われておらず、200万円は別の用途に使われたとみられる
- アパートの契約解除は、お金を受け取る前から計画されていた疑いがある
出会いから同棲の提案まで、
全てが計画的に進められていた可能性が浮上しました。
■ 所在の特定|「別の名前で生活していた」
さらに調査を重ねた結果、
女性が現在生活しているとみられる場所が絞り込まれました。
- 滋賀県を離れ、別のエリアで生活していることが確認された
- 名前を変えている可能性がある
- 新たな交際相手とみられる人物との関係も確認された
同様の手口を繰り返している可能性が浮かび上がりました。
■ 調査結果|ご相談者様へのご報告
報告書をお渡しした際、
ご相談者様はしばらく無言でした。
「全部、最初から計画されていたということか」
「死別という話が嘘だとしたら、あの距離の縮まり方も全部計算だったということか」
やがて、
「騙された自分が情けない、という気持ちと、あんな思いを他の人にさせてはいけない、という気持ちが両方ある」
と話されました。
■ その後の対応|「泣き寝入りはしない」
ご相談者様はその後、
- 警察への被害届の提出
- 弁護士を通じた損害賠償請求の検討
- 女性が使用していた銀行口座の凍結申請
- 消費者センターへの相談
へと、迅速に動かれました。
「お金が全額戻るかどうか分からない。でも、このまま泣き寝入りするつもりはない」
と、毅然とした姿勢で前を向かれていました。
■ 結婚詐欺の手口|「同じ境遇」を利用した巧妙なアプローチ
今回のケースから分かる、
結婚詐欺の典型的な手口:
- 「死別」「子どもがいる」など、共感を呼ぶ境遇を作り上げる
- 顔見知りという自然な関係から始め、信頼を積み上げる
- 家族への接触を「反対されている」という理由で避けさせる
- 同棲・結婚という具体的なステップを踏むことで、信頼度を高める
- 大きなお金を受け取った後、計画的に姿を消す
👉 「同じ痛みを知っている人」という共感が、
最大の武器として使われていました。
■ 狙われやすい状況
- 配偶者との死別・離別後の孤独感がある
- 子どもが独立し、生活に変化があった
- 行きつけの場所での「顔見知り」という安心感がある
- 「この人なら信頼できる」という感覚が先行している
👉 「まさか自分が」という思いが、
判断を鈍らせることがあります。
■ 被害に遭った場合の対応
- 証拠の保全(通話記録・LINEのやり取り・振込記録など)
- 警察への被害届の提出
- 弁護士への相談・損害賠償請求の検討
- 使用された口座の凍結申請
👉 早期に動くことが、
被害回復の可能性を高めます。
■ まとめ
→ 「同じ境遇」「顔見知り」という安心感が、結婚詐欺師の最大の武器になることがあります。
→ 家族への接触を避けさせる理由が続く場合、重要なサインです。
→ お金を渡す前に、相手の素性・家族関係を第三者が確認することが自分を守る手段になります。
→ 被害に遭った場合、泣き寝入りをする必要はありません。証拠を保全し、早めに動いてください。
→ 「まさか自分が」と思わず、違和感を感じた時点でまずはご相談ください。
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