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盗聴器発見調査

自宅に仕掛けられた盗聴器発見依頼

依頼者情報と依頼の経緯

依頼者は40代女性。最近、自宅でのプライベートな会話の内容が外部に漏れているように感じる不審な出来事が続いていた。具体的には、家族だけが知っているはずの内容が職場の同僚に知られており、さらに一部の内容がSNS上で広まっていることを確認。身近にいる誰かが盗聴を行っているのではないかとの不安から、盗聴器発見の調査を依頼した。

依頼者の住まいは3LDKのマンション。鍵を紛失したことはないが、過去に自宅の工事や修理のために外部業者が出入りしたことが何度かあったとのこと。

調査の流れ

1. 事前ヒアリングと現場下見

•依頼者から、最近の不審な出来事や気づいた点を詳細にヒアリング。特に「どの会話内容が外部に漏れていると感じたか」を整理。

•過去1年間の来客履歴(業者や訪問者)や、部屋の間取り、家電製品の設置場所について情報を収集。

•下見を行い、特に盗聴器が仕掛けられやすいポイント(コンセント、電話機、照明器具、家具の裏側など)を確認。

2. 専用機器を用いた調査

盗聴器の検出には専門の機材を使用し、以下の手順で調査を実施。

① 電波の検知

•電波探知機を用いて、盗聴器が発信する不審な周波数を探す。

•電波が発信される範囲を特定し、強い反応が出た箇所を重点的に調査。

•結果:リビングの壁付近で強い電波反応を確認。

② 物理的な検査

•壁のコンセント内部を開けて調査したところ、通常の電源配線に見せかけた盗聴器を発見。

•小型で目立たない形状の盗聴器が取り付けられており、外部の人物が工具を使って仕掛けた可能性が高いと判断。

③ 家電の調査

•家電製品(テレビ、電話機、照明器具)も調査。特に、依頼者が日常的に使う電話機の受話器部分に不審な細工がないかを確認。

•結果:電話機には異常なし。

④ カメラの有無を確認

•最近の盗聴器は小型カメラが併設されているケースもあるため、盗撮被害の可能性も考慮し、カメラ探知機で室内全域を調査。

•結果:カメラは設置されていないことを確認。

3. 盗聴器の撤去と防止策の提案

•発見された盗聴器は依頼者の同意のもと撤去。さらに、電波発信状況をモニタリングし、他の盗聴器がないか最終確認を行った。

•調査結果から、盗聴器は外部業者が工事中に仕掛けた可能性が高いと推測されたため、依頼者に過去に利用した業者の情報を再確認するよう助言。

防止策として以下を提案

1.自宅の鍵を交換する。

2.定期的に盗聴器発見調査を行う。

3.来客や業者が出入りする際には、信頼できる人物を同席させる。

4.防犯カメラやセキュリティ対策を強化する。

結果とその後の対応

調査の結果、盗聴器を完全に撤去。依頼者は大きな安心感を得られたと語り、鍵交換や防犯対策をすぐに実施した。後日、依頼者から「不審な情報漏えいは完全に止まり、精神的にも落ち着いた」との報告があった。

また、依頼者は今後の対策として、家族や職場にも防犯意識を広める活動を行うと決意した。

調査を通じてのポイント

1.専用機器による正確な調査

電波探知機やカメラ探知機などの専門機材を駆使し、見落としなく調査を実施。

2.依頼者の不安に寄り添った対応

依頼者の気持ちを理解し、不安を解消するために調査の過程を丁寧に説明。

3.徹底したアフターフォロー

調査後も依頼者が安心して生活できるよう、防止策や注意点を提案。

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