独身と思って付き合っていた-誠実な出会いの嘘
こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。
今回は、「マッチングアプリで出会った男性が既婚者だと発覚した」20代女性が、慰謝料請求へと至った実例をご紹介します。
■ ご相談者様の背景|「アプリで誠実な出会いを求めていた」
ご相談者様は四日市市にお住まいの20代女性。
地元の保険会社で、
営業事務として正社員勤務していました。
- 平日9時から18時の勤務
- 土日は基本的に休み
- 残業は月に数回程度
「職場に出会いがなく、友達の紹介でもなかなかご縁がない」
という状況から、
マッチングアプリを始めたのは、
約1年前のことでした。
「真剣に結婚相手を探していた。だから、ちゃんとした人を見つけたいと思っていた」
■ 出会い|「誠実そうな雰囲気に惹かれた」
アプリを始めて約2ヶ月が経ったころ、
一人の男性からメッセージが届きました。
相手の男性(30代)のプロフィールには、
- 職業:会社員(製造業)
- 居住地:三重県
- 婚姻歴:なし(独身)
- 趣味:料理・ドライブ・映画鑑賞
と記載されていました。
メッセージのやり取りが始まると、
- 丁寧な言葉遣い
- 相手の話をしっかり聞く姿勢
- 急かさず、ゆっくりと関係を築こうとする態度
「この人は誠実だ」と感じ、
約3週間のやり取りを経て、
直接会うことになりました。
■ 交際の始まり|「7ヶ月間、信じていた」
初めて会った日のことを、
ご相談者様は鮮明に覚えています。
「四日市市内のカフェで待ち合わせて、2時間ほど話した。話が弾んで、楽しかった」
その後、
- 週末に会うペースで交際が始まった
- 食事・映画・ドライブなどのデートを重ねた
- 将来の話もするようになった
約7ヶ月間、
ご相談者様は相手を信じ続けていました。
■ 違和感の始まり|「土日のどちらかは必ず会えない」
しかし交際が4ヶ月を過ぎたころから、
少しずつ違和感を感じるようになりました。
【違和感①】土日の一方は必ず会えない
- 土曜日か日曜日のどちらかは、必ず「予定がある」という説明
- 「家族の用事」「実家の親の手伝い」という理由が多かった
- 両方の日に会えた週末は、一度もなかった
【違和感②】夜の連絡が取りにくい
- 21時以降は連絡が返ってくるのが遅い、または返ってこない
- 「もう寝る」という連絡が21時前後に来ることが多かった
- 「朝が早いから」という説明
【違和感③】家に呼んでもらえない
- 7ヶ月交際しても、相手の自宅に招かれたことが一度もなかった
- 「部屋が散らかっている」「リフォーム中」という説明が続いた
- こちらの自宅には何度か来ていたのに
【違和感④】将来の話が具体的にならない
- 「いずれは一緒に」という言葉はあるが、具体的な日程の話にならない
- 「もう少し準備が整ってから」という曖昧な答え
「一つひとつは大したことないかもしれない。でも、全部重なると、何かおかしい気がする」
当社へご依頼いただきました。
■ 調査の方針|「会えない土日の行動を確認する」
今回の調査では、以下の点を中心に進めました。
- 「会えない」とされる土日の行動の実態
- 居住環境・生活実態の確認
- 婚姻関係の有無の確認
- 夜間の行動実態
■ 調査開始|「会えない日曜日」の行動を確認
「今日は実家の手伝いがある」と連絡が来た日曜日、
男性の行動を確認しました。
男性は四日市市内の住宅街にある
一軒家から外出しました。
■ 衝撃の事実|「その家に、家族がいた」
男性が出てきた一軒家を確認すると、
しばらくして、
別の人物が庭に出てくる様子が確認されました。
30代とみられる女性と、
幼い子どもの姿でした。
女性は子どもと一緒に、
庭で洗濯物を取り込んでいました。
👉 男性が「独身」として交際していた自宅に、
妻と子どもが生活していたのです。
■ 婚姻関係の確認|「結婚して3年目だった」
調査をさらに深めると、
- 男性は3年前に結婚しており、現在も婚姻関係にある
- 子どもは2歳で、妻と子どもは自宅で普通に生活している
- マッチングアプリ上では「独身・婚姻歴なし」と偽っていた
👉 全て意図的な嘘でした。
■ 「会えない土日」の真相
調査により、
会えない日の真相も明らかになりました。
- 「家族の用事」は実際には妻子との家族時間だった
- 「夜21時には寝る」のは、妻と同じ寝室で就寝するためだった
- 「部屋が散らかっている」のは、家族の生活痕跡を見せたくないためだった
👉 全ての言い訳が、
家族の存在を隠すための嘘でした。
■ ご相談者様への報告|「7ヶ月間、何だったのか」
報告書をお渡しした際、
ご相談者様はしばらく言葉が出ませんでした。
「子どもまでいたなんて、想像もしていなかった」
「7ヶ月間、何だったのか」
「誠実そうだと思っていた。プロフィールを信じていた。自分が情けない」
という言葉が続きました。
しかし、
「情けなくない。騙されたのは私で、騙したのはあの人だ」
という言葉で、
気持ちを切り替えられていきました。
■ 慰謝料請求へ|「泣き寝入りは絶対にしない」
ご相談者様は弁護士と連携し、
慰謝料請求へと進みました。
既婚者であることを隠して交際した場合、
不法行為として損害賠償請求が認められるケースがあります。
- 7ヶ月間の継続的な交際
- 既婚者・子持ちであることを意図的に隠していた
- マッチングアプリ上での虚偽プロフィール
これらを根拠とした請求を進め、
最終的に示談が成立しました。
「お金の問題よりも、けじめをつけたかった。泣き寝入りだけはしたくなかった」
■ 男性の妻への対応|「知らせるべきか、悩んだ」
ご相談者様が最も悩んだのは、
男性の妻への対応でした。
「あの家の奥さんも、夫がこんなことをしているとは知らないかもしれない」
「知らせるべきか、知らせない方が優しいのか」
弁護士と相談した結果、
今回は妻への直接の連絡は行わないという判断をしました。
「あの家族のことを思うと、複雑な気持ちになる。でも、私が守るべきは私自身の権利だと思った」
■ まとめ
→ 「土日の一方は必ず会えない」「夜21時以降は連絡が途絶える」「家に呼んでもらえない」これらが重なる場合、既婚者の可能性があります。
→ マッチングアプリのプロフィールは、自己申告のため虚偽記載が容易です。
→ 既婚者と知らずに交際させられた場合、慰謝料請求が可能なケースがあります。
→ 「騙されたのは自分のせい」ではありません。法的な手段で自分を守ることができます。
→ 違和感を感じた時点で、まずはご相談ください。
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