母の顔を見たい…―30年越しの親子の軌跡
こんにちは。全国対応の【総合探偵事務所GriT’s】です。
岐阜県笠松町。 木曽川のほとりに広がるこの静かな町で、 ある30代男性が私たちの事務所を訪れたのは、 梅雨の始まりを告げる雨の降る午後だった。
彼が抱えていたのは、 30年以上にわたって胸の奥に閉じ込めてきた、 たった一つの問いだった。
「僕の母親は、今どこで生きているのか」
■ 依頼者の背景|「物心ついた時から、母はいなかった」
依頼者(34歳男性)は笠松町で育った。
父親(現在66歳)と二人暮らしで、 母親についての記憶は何一つない。
4歳の時に両親が離婚し、 父親が親権を持って依頼者を育てた。
「お母さんのことを聞くたびに、父は『もういない』とだけ言って、それ以上話してくれなかった」
小学生の頃は、 母親のいない自分を説明する言葉が見つからず、 友達の前で「お母さんは死んだ」と言っていたこともあったという。
「嘘をついていたわけじゃない。自分の中では、そういうことにしないと、やっていられなかった」
■ 父親の死が、全てを変えた
転機が訪れたのは、 1年前だった。
父親が突然の心筋梗塞で他界した。
遺品を整理していた依頼者が、 父親の古い書類の中から、 離婚時の協議書を発見した。
そこには、 母親の旧姓・当時の住所・生年月日が記載されていた。
「父が生きている間は、聞けなかった。でも、父が逝ってしまった今、もう自分しかいない。知りたいと思った」
書類を持って、私たちの事務所を訪れた。
■ 調査の開始|「30年前の記録を辿る」
依頼者から提供された情報は、
- 母親の旧姓と旧住所
- 生年月日(現在64歳)
- 離婚当時の勤務先(既に廃業)
という限られたものだった。
調査チームは、 30年前の記録から現在の所在を辿る作業を開始した。
戸籍の異動記録・住民票の移転履歴・ 旧住所周辺への聞き込みなど、 丁寧な調査を積み重ねた。
■ 調査の進展|「再婚して、名前が変わっていた」
調査を進めると、 母親が離婚後に別の男性と再婚し、 名前が変わっていることが判明した。
再婚後の居住履歴を辿ると、 岐阜市・大垣市と転居を繰り返した後、 現在は岐阜県内の別の市に定住していることが確認された。
健康状態を確認すると、 大きな問題はなく、 穏やかな生活を送っているとみられた。
■ 依頼者への報告|「生きていてくれた」
報告書をお渡しした際、
依頼者はしばらく無言だった。
やがて、
「生きていてくれた。それだけで、今日ここに来た意味があった」
と、声を詰まらせながら話した。
「会いに行くかどうかは、まだ分からない。でも、同じ空の下に生きていることが分かった。それで、今は十分です」
■ その後|「手紙を書くことにした」
数週間後、 依頼者から連絡が届いた。
「手紙を書きました。会いたい、というより、自分が元気に生きていることを伝えたくて」
手紙を出してから1ヶ月後、 返信が届いたという。
母親からの手紙には、 こう書かれていたという。
「あなたのことを、一日も忘れたことはありませんでした」
■ まとめ
→ 生き別れた親を探す動機は、怒りや責任追及ではなく、ただ「元気でいるかどうか知りたい」という純粋な思いであることが多いです。
→ 30年・40年という時間が経っていても、丁寧な調査で繋がりを辿ることができます。
→ 「会う」ことだけが目的ではありません。「生きていることを知る」だけでも、大きな意味があります。
→ 遺品の中の書類・写真が、調査の重要な手がかりになることがあります。
→ 「探したい」という気持ちが固まった時が、動くべきタイミングです。まずはご相談ください。
大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山など関西全域、愛知・岐阜・三重・静岡など東海全域で対応可能です。まずは無料相談からお気軽にご相談ください。私たち総合探偵事務所GriT’sは、ご相談者様の気持ちに寄り添い、安心できる未来のために全力でサポートいたします。
